「信長の夢」 商品コンセプト

武将であった信長は、いち早く"茶の湯"や"聞香"に興味と情熱を注いだことでも知られています。そして"茶"や"香"の中にも戦いのあり方や独自のビジョンを見出していました。戦いのさなかに風流さえ愛でるという、意外にもフェミニスト的な側面を見せる彼は、神木とされた香木、あの"蘭奢待"を切り取るという聖域さえ臆しないセンセーショナルな行動に出ます。しかし、それさえ彼にとっては「天下布武」という壮大なビジョンの前にはごく当り前の事だったのかも知れません。「そこに"権力の香り"があるから獲る」という合理的でストレートな発想は、他の何物でもない"唯一の存在"を示す一つの儀式でもあったのでしょう。「敦盛」を唄い踊り、茶の湯や香を愛で、楽市楽座を開き、そして戦い、自らのビジョンを切り開いていったこの"天才"の源は独創性と創造力に溢れています。現代の私達に必要なのは、このビジョンを生み出す力、"ビジョン創造力"ではないでしょうか。

国宝「正倉院」に、今も1200年もの時を超えて薫る名香木「蘭奢待」をイメージさせる壮麗で幽玄、そして深淵な香り、「NOBUNAGA noYUME ver,1」は、疲弊・迷走する日本人のスピリットに"活"と"粋"を吹き込みます。希薄でどこか迎合した香りばかりが溢れる中、構想より5年の歳月を経て、ついに具現化された「信長の夢」ver,1は「蘭奢待」の香り、「沈香」(伽羅)と同じ香料を配した、究極のレシピ(調配合)から成り立っており、まさに世界のどの香りにも媚びない 揺るぎないビジョンが薫ります。

【トップ】 ベルガモット、レモン、オレンジ 他
【ミドル】 ライラック、ジャスミン、ミュゲ、ローズ 他
【ラスト】 サンダルウッド、バニラ、アンバー、ムスク、 伽羅香 他
奈良時代に中国から渡来し、正倉院御物として伝わった名香木。長さ約1.5メートル、重さ11.6キロの極上の伽羅(きゃら)の朽ち木で、心部は空洞。「蘭奢待」の3字の中に「東大寺」の3字を含むので東大寺ともいう。黄熟香(おうじゅくこう)。
【蘭奢待 (らんじゃたい)】


東南アジア産の沈香という高級香木で奈良「正倉院」に所蔵される。正式名称は「黄熟香」という。正倉院には九世紀に収められたとする説があり、古くからこの香に魅せられた人は多いが、「神木」と称されるこの「蘭奢待」を切り取ったのは将軍、足利義政の他、織田信長と明治天皇の3人だけである。
信長は天下人への政治的な象徴行為としてこの「蘭奢待」を切り取ったとされる。宮内庁正倉院事務所の調査では香気成分の組成が沈香である事が確認された。
調査事務所チームによると「香は年月と共に香気を失うのが一般的だが「蘭奢待」は1200年もの間、香気を保ち続けてきた。こんなに豊かな薫が残っているのは非常に驚きだ」と報告している。

(朝日新聞記事より抜粋)
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